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15-052:屋根を葺くと風が吹く

『瓦屋根』
台風の風凄かったですね~(*_*)
心配で、心配で(=_=)
そうです。満足に壁もなくサッシも入っていない棟の屋根を葺いたのです。
よもやの台風。飛んで逝ったんじゃないかと早速下見です。
ほっ!大丈夫です。今時期に台風来るか~?(`^´)
今のところ、目指すは一見純和風ですから(^^ゞ瓦は三州の和瓦にこだわりましょう(ー_ー)!!
形状も寺社仏閣で選ばれる切り落としをチョイス。陰影がはっきりして、男性的な葺き上がりだそうです。
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『栄四郎銀いぶし瓦』
いぶし瓦は瓦を焼く過程でいぶして炭素幕を形成したもので
瓦全体が銀黒っぽい色です。
焼きがしっかりしているので叩くと鐘の音のように高い音がします。
本格的ないぶし瓦の製造会社もいよいよ全国に2社となりこの種の瓦を葺くことも少なくなったそうです。
いい仕事しますよ!と、瓦職人さんから大変喜ばれました。(^^ゞ
汗をかいた手で触っては駄目です。瓦に跡が残ります!と叱られた。
どうしてです? いぶし瓦だからです!と答えにならない答えが返ってきた。
知らなければ気付かなかった瓦のうんぬん。知ったからにはこだわってみる。

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『饅頭に雪止め』
万十軒瓦でいかにも純和風。ちょっと田舎っぽさを。
雪止桟瓦でアクセント。雪も降らないしちょっと前まで何のためかも知らなかった。
を採用です。拘ってますから(^^♪

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『のっぺら鬼瓦』
鬼瓦も付けますが、ここは謙虚に品良くこじんまり清楚な形状で(^^ゞ

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『気持ちを和らぎために長い瓦棚』
雨漏り防止のためなら拘りもそこそこで良い。どうせ下からはほとんど見えないのだから。
だけど、私の小部屋から瓦眺めることに主眼を置いた。
小部屋の床と窓の高さ、瓦屋根の距離を稼ぐため一階部の
屋根形状を切妻屋根から片流れ屋根にし、軒高を低くして庇代わりに
道境界すれすれまで軒を伸ばした。

雨の日、何が楽しいのやらこの瓦の上を雨水が流れるのを窓からぼんやり眺めるために。

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by Boo_yan | 2015-05-12 17:19 | House | Comments(0)
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